06月02日18:00

“花”の力で秀吉に挑む野村萬斎、役に込めた思い「主人公の純真さは人の心の鏡」

戦国時代に生きた花僧、池坊専好の半生を描く「花戦さ」(3日公開、篠原哲雄監督)。権勢を誇る豊臣秀吉に生け花をもって抗った専好を演じた狂言師、野村萬斎(51)が役に込めた思いを明かした。

原作は鬼塚忠氏の小説「花いくさ」。織田信長の死後、豊臣秀吉が圧政を敷いた16世紀後半、華道を極めた天才花僧、池坊専好が、命を賭して花の力で世直しに挑む姿を描くエンターテインメント時代劇だ。

実は専好を伝える資料は少ない。「監督からはあえて原作も読まないように言われていて、脚本を頼りに人物像を膨らませたんです」

喜怒哀楽の激しい専好像はある意味、コミカルだが、「少年のように輝く目をしていると脚本に書いてあったんです。子供って感情の起伏が激しいでしょう。前半はつかみも大切なのでかっ飛ばしてますよ」。

そんな専好も、横暴な秀吉に千利休をはじめ多くの友の命を奪われる。「成長するにつれ、信じていたものが瓦解し、澱がたまり、大人になっていく。でも大人になりきれない。専好の純真さは人の心の鏡なんです」

それだけに身を削るような撮影だった。「少年としてのハイテンションを現場で続けているので、ホテルに帰るとコテンと寝てしまうような生活が続きました。これはきつかった」と明かす。
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