06月02日16:00

【歌い継ぐ昭和 流行り歌 万華鏡】和風ながら新しさ感じさせた橋幸夫、「ヒット曲と同名映画」でスターに

1960年はモータリゼーションの時代に入り、マイカーにカラーテレビが放送開始され、街ではダッコちゃん人形が大流行していた。

この年、17歳の少年が着流し姿に前髪を少し伸ばした角刈りで股旅演歌「潮来笠」を歌い、デビューした。橋幸夫だ。少し顔を斜めに傾け、鼻声音と高音の通った声は若々しく、和風ながら新しさを感じさせた。

橋は荒川で生まれ、呉服屋の9人兄弟の末っ子。ボクシングに熱中したやんちゃな子供だったので、母親が心配して、遠藤実の音楽教室に入れたそうだ。それが歌の世界に入るきっかけになったのだから、母は強しである。歌謡曲で最初に着物を着たのは三波春夫だが、若い橋が着流しで歌ったのは母親が大きく影響しているのではないかと想像する。

歌番組も多く、いつもテレビから歌が流れていた。あっという間にアイドル的スターとなり、短く刈った「潮来刈り」の男子が街を闊歩するほどの大ブームに。

その年のレコード大賞新人賞を獲得し、紅白歌合戦に初出場すると、76年まで17回連続で出場。また、61年に映画化された「潮来笠」にゲスト出演すると、この年だけで8本の映画に出演した。

62年に発売された「江梨子」はポップス歌謡的なラブソングだが、これも大ヒットし、同名映画に主演。そして、日活青春映画の人気スター、吉永小百合とのデュエット曲「いつでも夢を」が大ヒットし、その人気を決定づけた。
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